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御 祝 旗

【鯛宴】

 日本の古き良きお祝いの場面をイメージしました。

鯛はよく知られている通りおめでたい時に使われるもっともポピュラーなモチーフですが、鯛を擬人化し躍らせることでより「祝い」「宴」の空気感が出せたかと思います。

大漁旗・祝い旗は色彩が多く派手なものが多いですが、あえて色数を抑え「昔らしさ」を表現しました。

「古い、はいつも新しい」

懐古的なものはただ古いのではなく、スタンダードだと思っています。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 大漁旗は漁業関係者の間でしか馴染みがないもので

一般的にはあまり知られておらず、日本人の生活に浸透していません。しかし近年、昭和時代に染められた古い大漁旗が古布として流通し、リメイク衣服や雑貨などをつくる作家さんやブランドが増え、若い世代を中心に受け入れられ浸透しつつあります。

今回、大漁旗をベースに「結婚祝い」「出産祝い」などの祝い旗をデザインさせていただきました。20代〜30代の男女に受け入れられやすいよう亀﨑社長と何度も相談しながら、

既存の「和風」に縛られずポップでコミカルな要素を取り入れ描きました。

これからも伝統を守りながら、今までにない新しい要素を積極的に取り入れ描いていきたいと思っています。

【デザイナー】

TOSCA KITCHEN DESIGN WORKS

(トスカキッチン デザインワークス)

タナカ カツマサ

三重県津市を中心に活動する

グラフィックデザイナー/イラストレーター。

2014年より三重県尾鷲市の大漁旗染職人・万助屋三代目の山本氏との出会いをきっかけに大漁旗に魅了され、尾鷲大漁旗を再利用した雑貨「FLYKI」の製作を手がける。

http://tosca-kitchen.com

【祝舞-イワイマイ-(えびす大黒)】​

 大漁旗にも頻繁に描かれる縁起の良い2人、えびす様と大黒様。喜びを分かち合う2人は踊りながら空に向かって天に感謝しています。神様が神様に感謝するほど嬉しいこと。胸がはち切れそうなほどの喜びは、いつも頑張っている人にしか味わえないもの。苦い思いも悔しい思いもたくさんして、やっと迎えた祝いの日。

そんな日に贈りたい、とても縁起の良いデザインです。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 大漁旗は漁業関係者の間でしか馴染みがないもので

一般的にはあまり知られておらず、日本人の生活に浸透していません。しかし近年、昭和時代に染められた古い大漁旗が古布として流通し、リメイク衣服や雑貨などをつくる作家さんやブランドが増え、若い世代を中心に受け入れられ浸透しつつあります。

今回、大漁旗をベースに「結婚祝い」「出産祝い」などの祝い旗をデザインさせていただきました。20代〜30代の男女に受け入れられやすいよう亀﨑社長と何度も相談しながら、

既存の「和風」に縛られずポップでコミカルな要素を取り入れ描きました。

これからも伝統を守りながら、今までにない新しい要素を積極的に取り入れ描いていきたいと思っています。

【デザイナー】

TOSCA KITCHEN DESIGN WORKS

(トスカキッチン デザインワークス)

タナカ カツマサ

三重県津市を中心に活動する

グラフィックデザイナー/イラストレーター。

2014年より三重県尾鷲市の大漁旗染職人・万助屋三代目の山本氏との出会いをきっかけに大漁旗に魅了され、尾鷲大漁旗を再利用した雑貨「FLYKI」の製作を手がける。

http://tosca-kitchen.com

【コウノトリと富士】

 この世に命を授かった時に贈る縁起物としてコウノトリを基本にデザインしました。

ここ日本でもコウノトリが赤ちゃんを運んでくる言い伝えはよく知られていますが、この言い伝えの発祥となったドイツではコウノトリが背中に乗せて運んでくるのは「良い」赤ちゃんだといわれています。

伝統的な大漁旗のデザインを基本としつつも枠にとらわれない英文を主としたデザインでこれからの若い世代が日常飾れるインテリアとしてのデザインを強く意識しています。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 古くからある大漁旗の意味を各種祝いの場での贈り物に重ね合わせ、縁起物として再生させる事を目的として、伝統の部分を守りつつ既存の大漁旗の枠に捕らわれないデザインを目指しました。

【デザイナー】

Bonney & Bills design works

(ボニーアンドビルズデザインワークス)

KEN KUNIHIRO

 

 2008年より主にアメリカンカルチャーの一つである

「ロウブロウアート」(漫画絵等の大衆的芸術)と呼ばれるジャンルでデジタルアート/イラストレーターとして活動を開始。

欧米などのアートに強い影響を受けつつ、日本の漫画の要素を取り入れた独自のスタイルで活動。

 バイカーファッション等を扱うブランドや、アメカジブランド等のアパレルデザインや看板デザイン、また、日本でツアーを行う海外バンドミュージシャンのオフィシャル商品やツアーポスターのデザインなども担当。

近年では東海地区最大のアウトドアイベント「FIELD STYLE」のポスターやパンフレットのメインビジュアルデザインを担当するなど、ジャンルを問わず幅広く活動をしています。

 

 「これまでデザインの参考にする事も多くあった「日本古来の絵」はとても好きで以前より強く惹かれていたので、その日本古来の絵を描き染め上げる大漁旗にはとても興味がありました。今回ご縁を頂けた亀崎染工様のプロジェクトに参加させて頂き、アーティストとして糧となる貴重な経験をさせて頂きました。」

【招き猫招福図】

 開店祝い等、事業を始める方々への縁起物として招き猫を基本にデザインしました。その招き猫は福助と融合させ、より縁起物としての意味に厚みを持たせました。

手をあげる左手は「人」を招くといいます。

背景には稲穂。古くより金運や繁栄発展を意味します。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 古くからある大漁旗の意味を各種祝いの場での贈り物に重ね合わせ、縁起物として再生させる事を目的として、伝統の部分を守りつつ既存の大漁旗の枠に捕らわれないデザインを目指しました。

【デザイナー】

Bonney & Bills design works

(ボニーアンドビルズデザインワークス)

KEN KUNIHIRO

 

 2008年より主にアメリカンカルチャーの一つである

「ロウブロウアート」(漫画絵等の大衆的芸術)と呼ばれるジャンルでデジタルアート/イラストレーターとして活動を開始。

欧米などのアートに強い影響を受けつつ、日本の漫画の要素を取り入れた独自のスタイルで活動。

 バイカーファッション等を扱うブランドや、アメカジブランド等のアパレルデザインや看板デザイン、また、日本でツアーを行う海外バンドミュージシャンのオフィシャル商品やツアーポスターのデザインなども担当。

近年では東海地区最大のアウトドアイベント「FIELD STYLE」のポスターやパンフレットのメインビジュアルデザインを担当するなど、ジャンルを問わず幅広く活動をしています。

 

 「これまでデザインの参考にする事も多くあった「日本古来の絵」はとても好きで以前より強く惹かれていたので、その日本古来の絵を描き染め上げる大漁旗にはとても興味がありました。今回ご縁を頂けた亀崎染工様のプロジェクトに参加させて頂き、アーティストとして糧となる貴重な経験をさせて頂きました。」

【喜寿 祝い鶴亀図】

 お祝いの席の常、鶴亀を基本に松竹梅でデザインしました。その鶴亀を円にまとめたのは円の持つ意味の一つである「角なく欠けたところなく満ち足りた状態」を表現したかったからです。

喜寿を迎え、今後の人生がさらに円満に向かうよう意味を込めました。

また、その鶴と亀がくわえるリボンは「陰陽太極図」を示唆しています。

陽の中に陰あり、陰の中に陽あり。

陰陽太極図は全ての事象に一極は無い事を表しており、良い事も悪い事も全て含めて現在過去未来がある事を表現しています。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 古くからある大漁旗の意味を各種祝いの場での贈り物に重ね合わせ、縁起物として再生させる事を

目的として、伝統の部分を守りつつ既存の大漁旗の枠に捕らわれないデザインを目指しました。

【デザイナー】

Bonney & Bills design works

(ボニーアンドビルズデザインワークス)

KEN KUNIHIRO

 

 2008年より主にアメリカンカルチャーの一つである

「ロウブロウアート」(漫画絵等の大衆的芸術)と呼ばれるジャンルでデジタルアート/イラストレーターとして活動を開始。

欧米などのアートに強い影響を受けつつ、日本の漫画の要素を取り入れた独自のスタイルで活動。

 バイカーファッション等を扱うブランドや、アメカジブランド等のアパレルデザインや看板デザイン、また、日本でツアーを行う海外バンドミュージシャンのオフィシャル商品やツアーポスターのデザインなども担当。

近年では東海地区最大のアウトドアイベント「FIELD STYLE」のポスターやパンフレットのメインビジュアルデザインを担当するなど、ジャンルを問わず幅広く活動をしています。

 

 「これまでデザインの参考にする事も多くあった「日本古来の絵」はとても好きで以前より強く惹かれていたので、その日本古来の絵を描き染め上げる大漁旗にはとても興味がありました。今回ご縁を頂けた亀崎染工様のプロジェクトに参加させて頂き、アーティストとして糧となる貴重な経験をさせて頂きました。」

【祝・誕生】

 新しい命の誕生を祝うために、盛大で躍動的な祝い旗にしたいと思い制作しました。

お子様の誕生のお祝いですので、太陽の中心には「でんでん太鼓」を描き、お子様の成長への祈りと、元気・活力・歓びを込めました。

命の誕生はあらゆるエネルギーに満ちていますから、画面からはみ出してくるようなパワー溢れる図案・構図・色彩で表現しました。

あえて伝統的で基本的な大漁旗のモチーフ、うねる大波やきらめく太陽、そびえる富士山などで構成することでエネルギッシュな大漁旗の様式美を活かしつつ、デザイン的なアプローチで現代化に挑戦した作品です。

お子様の誕生をアクティブな祝い旗で元気よくお祝いできたら、という思いを込めています。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 大漁旗(祝い旗)は、ご存知のように漁に出た漁船が豊漁を知らせる旗、大漁を祝う旗のことですが、認知度の割には生活者との関わりが薄いイメージがあります。その大漁旗(祝い旗)をもっと暮らしの中へ浸透させたいという亀崎社長の思いを受け、幸せを祝う日本の伝統美への原点回帰への一助となるよう、デザイナーのエッセンスをくわえた新しい大漁旗(祝い旗)を目指し制作しました。

 

大漁旗の由来は元々は漁師の晴れ着であった漁民の衣装が発祥との説があるそうで、多くは鶴・亀・鯛などの縁起の良いものを多色を用いて鮮やかに染め上げたものだったそうです。そういった歴史的・民族的なアイデンティティーを探ることからモノづくりにアプローチしていきたいと思い、デザインしました。

大漁旗(祝い旗)とはいわば「祝儀のデザイン」。“祝い”へ込めた美意識を受け継いだ気持ちになって表現できたらと思っています。

【デザイナー】

アートディレクター

新沼清之 iconograh(イコノグラフ)

1972年東京生まれ。広告制作プロダクションを経て2007年独立。主な仕事は企業や官公庁の広告制作やCI・商品開発・パッケージデザイン・CM/Webプランニング。現在はスポーツビジネスにおけるアートディレクション・会場演出、また京都の伝統工芸と漫画・アニメをつなぐプロジェクト「京都式プロジェクト×講談社」のディレクションなどに従事。

国土交通省の社会実験プロジェクト「東京ジオサイトプロジェクト」「東京グリーンプロジェクト」で国交省「広報大賞2003」優秀賞・「広報大賞2004」大賞受賞。「全国空港シンボルマークデザインコンペティション2002」審査員。

【祝・結婚】

 ご結婚のお祝いに、新郎新婦に「ご祝儀袋」ならぬ「ご祝儀旗」でお祝いしたいと思い、真っ白に赤色のみの配色にこだわってデザインしました。

図案は「葛飾北斎」の絵手本の縁起物のスケッチをモチーフとしています。

メインビジュアルに「蔦の輪違い組み」という北斎特有の一筆書きの図案を中心に置き、「永遠のハート」を表現しています。

「永遠のハート」を囲むように「花橘の舞鶴」と「桜の舞鶴」で新郎新婦を祝います。

あえて汚れやすい白い祝い旗を選択した理由には、人生の節目の「晴れやかで無垢な気持ち」「新しい人生」などを表現しており、いつまでも白く純粋に、そして赤色が示すようにいつまでも鮮やかに、という思いを込めています。

葛飾北斎の図案は、祝い旗そのものに日本美的な格調をあたえ、厳かで雅やかな佇まいを醸し出すために起用しました。

また、伝統工芸である祝い旗をジャポニズムを用いて表現することにより、国内のみならず世界へ発信できればと願っております。

【大漁旗・祝い旗 デザインコンセプト】

 大漁旗(祝い旗)は、ご存知のように漁に出た漁船が豊漁を知らせる旗、大漁を祝う旗のことですが、認知度の割には生活者との関わりが薄いイメージがあります。その大漁旗(祝い旗)をもっと暮らしの中へ浸透させたいという亀崎社長の思いを受け、幸せを祝う日本の伝統美への原点回帰への一助となるよう、デザイナーのエッセンスをくわえた新しい大漁旗(祝い旗)を目指し制作しました。

 

大漁旗の由来は元々は漁師の晴れ着であった漁民の衣装が発祥との説があるそうで、多くは鶴・亀・鯛などの縁起の良いものを多色を用いて鮮やかに染め上げたものだったそうです。そういった歴史的・民族的なアイデンティティーを探ることからモノづくりにアプローチしていきたいと思い、デザインしました。

大漁旗(祝い旗)とはいわば「祝儀のデザイン」。“祝い”へ込めた美意識を受け継いだ気持ちになって表現できたらと思っています。

【デザイナー】

アートディレクター

新沼清之 iconograh(イコノグラフ)

1972年東京生まれ。広告制作プロダクションを経て2007年独立。主な仕事は企業や官公庁の広告制作やCI・商品開発・パッケージデザイン・CM/Webプランニング。現在はスポーツビジネスにおけるアートディレクション・会場演出、また京都の伝統工芸と漫画・アニメをつなぐプロジェクト「京都式プロジェクト×講談社」のディレクションなどに従事。

国土交通省の社会実験プロジェクト「東京ジオサイトプロジェクト」「東京グリーンプロジェクト」で国交省「広報大賞2003」優秀賞・「広報大賞2004」大賞受賞。「全国空港シンボルマークデザインコンペティション2002」審査員。

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